Pop-up mask (Pink)
サイズ:23 x 27.5 cm
制作日:2020年4月22日
「色に性別は関係ない」台湾ではピンクのマスクで恥ずかしがる、またからかわれる男の子のために、官僚達が率先して着用してみせているそうです。他人の意識を変えようとする前に、自分自身が変わること。これって当たり前で実はとても難しい。

Stay Home Patch (Earth)
直径:8.5 cm
制作日:2020年4月23日
今年の東京の大型連休は「Stay Home週間」との発表がありました。異論はないです。多くの人は既にそうしていますね。家にいながら世界各地の状況に思いを馳せています。

SOCIAL DISTANCE MEASURE
長さ2メートル13センチ
制作日:2020年4月23日
あなたのことはとても好きなんです。だけど、ここひっぱって、2メートル離れて、さあ話しましょう。

Clap Your Hands Clock (Rainbow)
直径:18cm
制作日:2020年4月24日
気が滅入ることが多いコロナ 関連のニュースの中で、「自宅待機中のパリでは夜8時に人々がバルコルニーに出て、拍手で医療従事者にエールを送っている」という記事に心が動かされました。

News Week Relief
サイズ:23 x 27.5cm
制作日:2020年4月28日
刺繍レリーフ作品。Everyday Art Marketに上げてる作品も35点を超えてきました。やり続けていれば当然どんどん懲りたくなってきます。もちろんこれは良いことなのですが、作品から軽やかさは減ってきます。ただ、いまのところは突き進むべきという判断が自分の中にあります。

No Sense of Time Clock
直径:18cm
制作日:2020年4月30日
「ステイホームで時間感覚を失った時計」
この作品の原案は友人の作家、雨宮庸介によるものです。上の一文と、2歳の息子さんにブンブンされた時計の写真を送ってきてくれたので、そのまま刺繍時計にしてみました。時計が3つ入っていて針がそれぞれ動きます。音が面白い。自宅待機中、本当に時間の感覚、曜日の感覚を失います。

May Day Patch

サイズ:8.5 x 8 cm
制作日:2020年5月1日
今年のメーデーは恐らく多くの国で自宅待機のため、労働者の祭典は行われなかったのではないのでしょうか。そして皮肉にも、今年ほど労働者が危機的な状況に陥っている(または陥るであろう)状況は近年ないように思います。一刻も早いCOVID-19の収束と、働く人たち全ての無事を祈りつつ。

Wine Bottle and Amazon Box
サイズ:13.5 x 27.5 x 4 cm (サイズ可変)
制作日:2020年5月3日
Amazonの箱が対象物であり、台座であり、作品梱包のための箱でもある、シリーズ第二弾。スケッチブックの1ページからできているので平面に戻すことも可能な刺繍立体作品。5月に入ってからも相変わらずの通販生活。アルコールまで。配達の方に心から感謝です。

Rose Patch
サイズ:14 x 8cm
制作日:2020年5月5日
インドでCOVID-19の最前線で闘う医療従事者の頭上に、軍がヘリコプターからバラの花びらをまき感謝の意を表したというニュースに刺激されて制作しました。バラは2011年、震災の年に取り組んでいた思い入れの深いモチーフでもあります。ワッペンシリーズは接着芯が裏についているので好きな布に貼れます。

Everyday Clock
直径:18cm
制作日:2020年5月8日
針が逆回転する刺繍時計です。2005年に制作した「東京の朝」という作品を参照しました。「東京の朝」は長年住んだロンドンから東京に本帰国するタイミングで作ったもので、とても思い入れがある作品です。当時のホームシックの気持ちがよく表れています。キャリアの中で日常を一番美しく描けている作品ではないかと今この状況の中でより強く思うのです

Burn Your Soul Patch
サイズ:8 x 7cm
制作日: 2020年5月11日
先日、Facebookの投稿で見た、友人の作家、山口正樹くんの2001年の作品が良かったので、本人の許可を取ってワッペンでリメイク。国会議事堂燃えてますが、これはディスではなく、鼓舞です。ちなみに「魂を燃やせ」とは結婚時にロッカーである義父からかけられた言葉です。

(Don’t) Give Up Hope
サイズ:29 x 18 cm
制作日:2020年5月13日
スケッチブックの1ページから立体刺繍作品をつくるシリーズ。我が家の掃除機です。ウイルス感染が減少傾向である一方で、経済的ダメージもいよいよ目に見え始めてきました。これからどこまで深刻化されていくのかは今の時点ではわかりませんが、希望だけは失わずにいたいのです。

Light the Future Patch
サイズ:36 x 5 cm
制作日:2020年5月15日
電気を消すと未来が光る。
※蓄光の糸で縫われている文字が暗闇で光ります。LEDの懐中電灯を付属します。

Invisible Threat (Thread) Patch
サイズ:10 x 6.5 cm
制作日:2020年5月16日
見えない脅威、見えない糸のワッペン。ブラックライト、LEDなどで蓄光します。
食事中の飛沫がどう飛ぶか、ブラックライトの実験動画を観た人も多いと思います。

※蓄光の糸で縫われている部分が暗闇で光ります。LEDの懐中電灯を付属します。

STATE OF EMERGENCY FLAG
サイズ:13.5 x 27.5 x 12 cm
制作日: 2020年5月16日
緊急事態宣言の旗。一枚のスケッチブックから立体刺繍作品をつくるシリーズ。出来た刺繍に穴開けたり、破ったり。フィジカルの展示を見据えてライトで実験。三点留めでしっかり自立しています。5月16日現在、首都圏はまだ緊急事態宣言下にあります。

Back Again Clock
直径:18cm
制作日: 2020年5月21日
緊急事態宣言が出る前日の4月6日に撮った写真を元に刺繍時計。スタジオからの帰り道です。これを書いている今日22日は首都圏の解除となりませんでしたが、解除となったら是非電池を入れ、針を動かしてください。

Yellow Umbrella and Surveillance Camera
サイズ:10 x 17.5 x 23 cm
制作日:2020年5月25日
出来上がりは非常にシンプルだけど、ここに行き着くまで試行錯誤の連続でした。新しい社会と監視について考えながら。再び緊張が高まっている香港の情勢が気になります。ちなみにこの作品はクリストとジャンヌ=クロードへのささやかなオマージュでもあります。

Coffee Stain Handkerchief
サイズ:44 x 44 cm
制作日:2020年5月27日
普通にポケットに忍ばせたい?コーヒー染みのハンカチ。染みの部分は全部刺繍です。15年前くらいのアイデアだけど、アップサイクル(要はゴミを宝物に変える)の手法としてひょっとするとまだ発展の余地があるかも。

Sewing Machine with Airplane Handkerchief
サイズ:10 x 7 cm
制作日:2020年5月30日
少し前に話題となったANAの客室乗務員の方による防護服の裁縫支援ですが、ANAに限らず他業種の方が足りない医療物資の生産のサポートに回ることは素晴らしいことだと思います。
というわけで、新作ワッペン。普段の工業用ミシンでなく、頂きものの家庭用ミシンがモチーフです。

Tokyo Rainbow
サイズ:23 x 27.5 x 8.5 cm
制作日:2020年6月1日
東京に虹をかけたくなりました。

Tomorrow Never Knows Clock
直径:18 cm
制作日:2020年6月5日
本当はこの作品を自宅での制作の最後の作品にするつもりでした。そして「激動の世界が落ち着きを取り戻すまでの期間限定」のプロジェクトであるEveryday Art Marketも、このタイミングで一区切りつけようと考えていました。
時計にはTomorrow Never Knowsと入っています。